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豚の貯金箱
予算と予約

賢く貯める旅費積立のポイント

「お金がないから旅行に行けない」を卒業しよう

「今年は沖縄に行きたいね」と話していたのに、夏休み前になって通帳を見たら残高が足りず、結局近場のドライブで済ませてしまった…。

そんな経験はありませんか?
日々の生活費や教育費に追われていると、数十万円単位の旅費を捻出するのは至難の業です。

「ボーナスが出たら」「余裕ができたら」と思っていても、不思議なことに余裕なんていつまで経っても生まれません。

確実に旅行に行くための方法は、「旅行専用のお金を、給料が入った瞬間に隔離すること」です。

今回は、私が実践している「勝手に旅費が貯まっているシステム」の作り方をご紹介します。

最強の味方はネット銀行の目的別口座

私が最もおすすめするのは、ネット銀行の目的別口座という機能を活用する方法です。

これは、1つのメイン口座の下に、仮想の貯金箱をいくつも作れる機能です。

全自動で貯まる仕組みの作り方

手順は最初の設定だけで終わります。

  • 口座開設
    目的別口座機能があるネット銀行(住信SBIネット銀行など)を開設する。
  • 定額自動入金
    給料振込口座から、毎月決まった日に一定額を自動で引き落として、ネット銀行に入金させる設定をする。
  • 自動振替
    入金された2万円を、自動的に「旅行用」と名付けた目的別口座に移動させる設定をする。

この「定額自動入金+自動振替」のコンボを設定してしまえば、あとは何もしなくても毎月勝手に旅費が積み上がっていきます。

メインの生活費口座から勝手に天引きされるので、最初からなかったお金として生活するようになり、無理なく貯まります。

旅行積立なら銀行金利の10倍以上も夢じゃない?

もし、毎年必ずJTBで旅行するといったように利用する旅行会社が決まっているなら、旅行会社の旅行積立を利用しない手はありません。

これは毎月一定額を積み立てると、満期時にサービス額が上乗せされて戻ってくる仕組みです。

銀行預金の金利は以前より少し上がったとはいえ、普通預金で0.1%程度です。

しかし、旅行会社の積立なら年利換算で1.5%〜1.75%程度と、桁違いの高さです。

旅行積立 vs 銀行貯金 比較表

それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。

項目 旅行積立(旅行会社) 銀行自動貯金(目的別口座)
増え方(利率) ◎ 高い
(年利1.5%〜程度の上乗せ)
△ 低い
(通常の預金金利のみ)
使い道 △ 限定的
(旅行券や旅行代金として利用)
◎ 自由
(現金なので何にでも使える)
税金 ◎ 非課税
(一時所得扱いだが少額なら非課税)
△ 課税
(利息に約20%の税金がかかる)
おすすめの人 行き先や利用会社が決まっている人。
確実に旅費としてロックしたい人。
行き先を自由に選びたい人。
急な出費にも備えたい人。

旅行積立の最大のデメリットは「現金で戻ってこない」ことですが、逆に言えば「他のことに使えない」という強力なロック機能になります。

ついつい貯金を崩して家電を買ってしまった…という意志の弱い方には最適です。

ポイ活は旅費に一点集中させる

日々の買い物で貯まるポイントも、分散させずに旅費に集中させるとバカになりません。

  • 楽天ポイント: 楽天トラベルで宿代に充てる。
  • マイル: 特典航空券に変えて交通費をタダにする。
  • Tポイント・Pontaポイント: 提携ホテルやレンタカーで使う。

私はポイントは貯金できないおまけと割り切り、貯まった端から次の旅行の予約に使ってしまいます。

「ポイントがあるから、夕食のランクを上げよう」と家族に提案できるのも、ポイ活の醍醐味です。

仕組みを作れば旅行はもっと身近になる

お金が貯まったら旅行に行こうではなく、旅行に行くために勝手に貯まる仕組みを作ってしまうのが正解です。

一度設定してしまえば、日々の節約を頑張らなくても、気づいたときには「あ、旅行に行ける!」という嬉しい驚きが待っています。

まずは今すぐ、ネット銀行の自動入金設定か、気になっている旅行会社の積立ページを開いてみてください。

その小さなアクションが、来年の家族の笑顔につながっていますよ。