「あれ撮って!」攻撃に疲れていませんか?
旅行中、美しい景色や面白い看板を見つけるたびに、子どもが「見て見て!写真撮って!」と親のスマホを奪おうとする…そんな経験はありませんか?
微笑ましい反面、いちいちスマホを渡したりカメラアプリを起動したりするのは、荷物の多い旅先では地味にストレスになりますよね。
そんなときにおすすめなのが、思い切って子ども専用のカメラを持たせてみることです。
「高価なものを壊さないか心配」「まだ早いんじゃない?」と思われるかもしれません。
しかし、キッズカメラには、親のストレスを減らすだけでなく、子どもの成長を促す魔法のような効果が隠されているのです。
今回は、実際に子どもにカメラを持たせて感じた、意外なメリットをご紹介します。
メリット1:世界を見る解像度が上がる
カメラを持つと、子どもはハンターのように被写体を探し始めます。
普段は疲れたーと素通りしてしまうような道でも、何か面白いものはないかな?と目を凝らすようになります。
- 道端に咲いている小さな花
- 変わった形のマンホール
- 市場に並ぶカラフルな野菜
これらは大人の目にはただの風景ですが、子どもにとっては発見の連続です。
カメラというフィルターを通すことで、子どもは旅先の風景をただ眺める受動的な客から、自ら面白さを探し出す能動的な探検家に変身します。
「こんなところ見てたんだ!」という写真を見せてもらえるのは、親にとって嬉しい驚きです。
メリット2:親子の会話が豊かになる
夕食時や帰りの車内で、今日一番楽しかったことを聞いても、「楽しかった」「忘れた」という素っ気ない返事しか返ってこなくてガッカリしたことはありませんか?
子どもは言葉で感情を表現するのがまだ苦手です。
しかし、自分が撮った写真を見せながらであれば、饒舌に語り出してくれます。
「この猫、こっち見てて面白かったんだよ」「ソフトクリーム、美味しかったね」と、写真が記憶を引き出すスイッチになるのです。
親は聞き役に徹し、「へえ、すごい瞬間を撮ったね!」「よく見つけたね」と共感するだけで、普段の何倍も豊かなコミュニケーションが生まれます。
メリット3:親のスマホ撮影係からの解放
これは親にとって最大のメリットかもしれません。
子どもが自分のカメラに夢中になってくれれば、ママ撮って!攻撃から解放されます。
親も自分のペースで写真撮影を楽しんだり、景色をゆっくり眺めたりする余裕が生まれます。
また、子どもが撮ってくれる親の写真も貴重です。
普段、親は撮る側に回りがちで、子どもとのツーショット写真は少ないのではないでしょうか。
子ども目線(ローアングル)で撮られた、少しブレていて、でも自然な笑顔のお父さん・お母さんの写真は、プロには撮れない最高の家族写真になります。
安価なキッズカメラから始めてみよう
いきなり高価なデジタルカメラを渡す必要はありません。
数千円で買える、落としても壊れにくいシリコン製のキッズカメラで十分です。
自分のカメラを持つという特別感が、子どもをやる気にさせます。
次の旅行では、リュックの中に小さなカメラを一つ忍ばせてみませんか?
きっと、お子さんしか撮れない、世界で一番ユニークな旅行記が出来上がりますよ。
