バイクは邪魔なんて言わせないために
家族が増えると、移動の主役はどうしても車になります。
チャイルドシートが必要だし、買い物袋は多いし、雨の日も安心。
そうなると、ガレージの片隅にあるバイクに対して、家族から維持費もかかるし、「もう乗らないんじゃない?邪魔だから処分したら?」という冷ややかな視線が向けられることも。
肩身の狭い思いをしているお父さん、多いのではないでしょうか(私もその一人でした)。
しかし、車とバイクは「競合するものではなく補完し合うもの」です。
それぞれの得意分野を理解して明確に使い分ければ、時間もお金も節約できる最強のパートナーになります。
今回は、家族にもバイクがあってよかったねと言ってもらえる、賢い二刀流の運用ルールをご紹介します。
車とバイクそれぞれの得意エリアを整理する
なんとなく気分で乗り分けるのではなく、目的とコストで明確な基準を作りましょう。
それぞれの特性を比較表にまとめました。
| 項目 | 車(ファミリーカー) | バイク(原付二種〜中型) |
|---|---|---|
| 得意なシーン | 家族全員での移動 まとめ買い 雨天・真夏・真冬 |
一人での通勤・通学 銀行や役所への用事 市街地の移動 |
| コスト | ガソリン代が高め 駐車場代がかかる |
燃費が圧倒的に良い 駐輪場が安い・無料 |
| 時間効率 | 渋滞に巻き込まれる 駐車場探しに時間がかかる |
機動力が高い サッと停められる |
ポイントは、一人で動くときは徹底してバイクを使うことです。
燃費の悪いミニバンを一人で動かすのは、家計にとって大きな無駄です。
「お父さんの通勤ガソリン代が半分になった」という実績があれば、家族もバイクの存在意義を認めてくれます。
シーン別:この場合はどっちを選ぶ?
私が実践している、具体的な判断基準をご紹介します。
1. 通勤・近所の用事はバイク一択
朝の通勤渋滞や、駅前の駐車場探し。これらに費やす時間は人生の浪費です。
バイクなら渋滞を横目にスムーズに移動でき、駅周辺でも駐輪スペースを簡単に見つけられます。
また、役所や銀行など手続きだけしてすぐ帰る場所も、駐車の手間がないバイクが圧倒的に早いです。
「お父さんにお願いすると用事が早く終わるね」と言われるようになれば勝ちです。
2. 大量の買い物・送迎は車で貢献
当然ですが、週末のスーパーでのまとめ買いや、子供の習い事の送迎は車の出番です。
ここで重要なのは、バイク乗りとしての罪滅ぼしの気持ちで、車の運転を積極的に引き受けること。
「休日は俺が運転するから、ママは休んでて」という姿勢を見せることで、平日のバイク通勤やお休みのツーリングが許容されやすくなります。
維持費を正当化するコスト意識を持とう
バイクを維持するには税金や保険がかかりますが、それを上回るメリットを提示できるかが鍵です。
- ガソリン代の節約
リッター10kmの車とリッター30km以上のバイクでは、月間の燃料費に数千円の差が出ます。 - 駐車場代の節約
街中のコインパーキングは高いですが、バイクなら数百円で済むことが多いです。 - 時間の節約
移動時間が短縮できれば、その分早く帰宅して家事や育児を手伝えます。
もし、これらのメリットを活かせず、月に数回エンジンをかける程度になっているなら、それは残念ながら売却のタイミングかもしれません。
乗るなら徹底的に生活の足として使い倒す。これが二刀流を続ける唯一のルールです。
バイクはお父さんの機動力そのもの
車とバイクをうまく使い分けることは、単なる移動手段の話ではありません。
一人時間はバイクでリフレッシュし、家族時間は車で快適に過ごすという、心の切り替えスイッチにもなります。
バイクならではの機動力を活かして、家事の用事をササッと済ませたり、節約に貢献したり。
バイクがあるから我が家は回っていると胸を張って言えるような、賢い使い分けライフを目指してみてくださいね。
