「ストレージがいっぱいです」の通知に焦らないために
子どもの可愛い瞬間を残そうとカメラを向けた瞬間に、ストレージの空き容量がありませんという無慈悲な通知が出たことはありませんか?
私は運動会の徒競走のスタート直前にこれが出て、慌てて不要なアプリを消す羽目になった経験があります。
いつか整理しようと先送りしていると、スマホの紛失や故障で一瞬にして大切な思い出を失うリスクも。
今回は、ズボラなお父さん・お母さんでも続く、自動化をメインにしたデータの残し方と親族への共有フローをご紹介します。
なぜクラウド保存が最強なのか?
写真の保存先として、SDカードや外付けハードディスク(HDD)を使っている方も多いですが、私は断然クラウドストレージ(オンライン保存)をおすすめします。
その理由はシンプルに手間がないからです。
1. 全自動でバックアップされる
HDDの場合、パソコンに繋いでデータを移す作業が必要です。
しかし、GoogleフォトやAmazon Photosなどのクラウドサービスなら、スマホにアプリを入れて設定しておくだけで、Wi-Fiに繋がった瞬間に勝手にバックアップを取ってくれます。
この意識しなくていいというのが、忙しい子育て期には最大のメリットです。
2. 災害や故障に強い
スマホを水没させても、家が災害に遭っても、クラウド上にデータがあれば思い出は無事です。
新しいスマホでログインするだけで、すぐに過去の写真が蘇ります。
3. あの時の写真がすぐに見つかる
「去年の誕生日の写真どこだっけ?」と思った時、クラウドなら日付や顔認識、さらには「ケーキ」「公園」といったキーワードで検索可能です。
埋もれた思い出を掘り起こしやすいのも大きな魅力です。
保存方法別メリット・デメリット比較
それぞれの保存方法には一長一短があります。自分の性格に合った方法を選びましょう。
| 保存方法 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| クラウド (Googleフォト等) |
自動保存で楽。 検索機能が優秀。 共有が簡単。 |
容量が増えると 月額料金がかかる。 |
整理が苦手な人。 スマホ撮影がメインの人。 |
| HDD・SSD (物理保存) |
一度買えば追加費用なし。 大量保存に向く。 |
故障リスクがある。 移行作業が面倒。 |
一眼レフで撮影する人。 PC操作が苦でない人。 |
| フォトブック (印刷) |
形として残る。 子どもと見返しやすい。 |
場所を取る。 作成に時間がかかる。 |
厳選して残したい人。 プレゼントにしたい人。 |
設定は最初だけ!自動アップロードのポイント
クラウドアプリを入れたら、最初に以下の設定を確認しておきましょう。
これを間違えると、データ通信量を使いすぎたり、動画が保存されていなかったりします。
- バックアップと同期をオンにする:これが基本のスイッチです。
- モバイルデータ通信でのバックアップをオフにする:Wi-Fi接続時のみアップロードするように設定し、ギガ不足を防ぎます。
- アップロードサイズ(画質)を選択:Googleフォトの場合、「元の画質」か「保存容量の節約画質(高画質)」かを選びます。スマホで見るだけなら「節約画質」でも十分綺麗ですよ。
※Amazon Photosの場合、写真は無制限ですが、動画は容量制限があるため、注意が必要です。
データは見返してこそ価値がある
撮りっぱなしの写真は、ただのデータごみになってしまいます。
クラウドに預けて、いつでもスマホで遡れる状態にしておくことで、電車の中や寝る前のちょっとした時間に「あんなに小さかったんだね」と夫婦で振り返ることができます。
まずは、スマホに入っているバックアップアプリの設定画面を開いて、自動バックアップがオンになっているか確認することから始めてみてください。
そのワンタップが、10年後の家族へのプレゼントになりますよ。
